2016年の7月、結婚式を挙げ、ウエディングドレスを自分でデザインしフルオーダしたのでその時の記録です。
私はテキスタイルデザインを職業としているので、生地からデザインして作りたいと思っていたところ、取引先の会社で生地からオーダーでドレスを作っていただけるというのを知りお願いすることにしました。それが2016年の1月頃です。
そこで生地の選定、プリントの図案、ドレスのデザイン画などを仕事の合間に並行して進めていきました。この頃、同時地に式場の選定などもしていてかなり忙しかったのを覚えています。
私は実家で暮らしているときプードルとともに暮らしていて、とても大好きな存在でした。17年の生涯を全うしまして、仔犬時代から老犬になるまで様々な表情を見せてくれました。かわいいという言葉だけでは言い表せません。
そのプードルを生地のプリントのモチーフにしたいと考えていました。私にとってペットという存在にかかわらず、プードル自体が好きで魅力的なモチーフでした。
ウェディングドレスにプードル?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが
そこは完全に趣味の世界で、ドレスに合うような、大人が着ても恥ずかしくないデザインにしようと考えていました。
この図案をもとにドレスの生地を選定、並行して進めていたドレスの型のデザインから付属のリボンやチュールなどの種類や色の選定もしていきました。この時点で4月中旬でした。
グランド色は選んだ素材の生地色を生かし、モチーフの色を配色見本で確認、若干の色修正を経てひと月後、生地があがってきました。5月中旬でした。
ハリとツヤのあるドレス特有の生地に思い通りの色でプリントされ満足でした。
ドレスになるのを想像し、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになったのを覚えています。
今回お世話になったのはこちらです。
ウェディングドレス生地企画販売 パザパ(pas a pas)
生地のオリジナルプリントについてはこちらに詳しく記載があります。
オリジナルのプリント生地製作
オリジナルのデザインデータを作成したいけれど専門知識がなくできない…という方もご相談されてみたら良いと思います。
デザインデータの作成に関しては私が担当させていただくことも可能です。こちらの記事にコメントいただくか、contactからお問い合わせいただければご相談にのらせていただきます。
次回はドレスの型のデザインの記録です。
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